ニュース

【死因】笑福亭笑瓶の急性大動脈解離という病気とは?10年生存率は40%

2023年2月22日、落語家の笑福亭笑瓶(しょうふくてい しょうへい)さんが亡くなったことが報じられました。

その死因は「急性大動脈解離」のようです。

一体どのような病気なのでしょうか?

スポンサーリンク

【死因】笑福亭笑瓶さんが亡くなられた状況

笑瓶さんは2023年2月21日、自宅で倒れ救急搬送されました。

そして、大動脈解離と診断されています。

病院で治療を受けましたが、翌日の2月22日午前に息を引き取られました。

家族が見守る中で静かに旅立ったようです。

一体、大動脈解離とはどのような病気なのでしょうか?

笑福亭笑瓶の急性大動脈解離という病気とは?

急性大動脈解離について、専門機関は次のように言われています。

急性大動脈解離という疾患は、ほとんどの場合、高血圧症を基礎に持つ患者に突如発生する大動脈の恐ろしい病気です。

大動脈の内側に亀裂が入り、その裂け目から血液が大動脈の壁を裂いて壁内に流れ込む病気です。

出典:町田市民病院

これによると、高血圧の方がなりやすい病気のようです。

ところで、世間ではコロナワクチンと関係があるといった声も見かけます。

このように、ワクチン接種後に死亡した事例は世界各地で報告されており、日本でも同様の事例は存在しています。

しかし、その因果関係について厚生労働省は次のように発表していました。

現時点において、ワクチンを接種した人の方が、接種していない人よりも、くも膜下出血や急性大動脈解離が起こりやすいという知見はありません。

くも膜下出血や急性大動脈解離は、偶発的に起こりうることから、ワクチン接種後に起きた場合でも、それだけで、ワクチンが原因で起きたというわけではありません。

出典:厚生労働省

急性大動脈解離の生存率

笑福亭笑瓶

笑瓶さんは過去にも同じ大動脈解離で倒れたことがあったことから、今回の死因に繋がったのは基礎疾患が原因と考えるのが普通ではないでしょうか。

笑瓶さんは15年12月、千葉県のゴルフ場で同じ大動脈解離で倒れ、救急搬送。その後、仕事復帰していた。

出典:スポニチ

急性大動脈解離は恐ろしい病気で、5年生存率は60%、10年生存率は40%とも言われています。

世間の声

まとめ

今回は笑福亭笑瓶さんの死因について、記事をまとめました。

まだ66歳という若さでとても残念な知らせでした。

ご冥福をお祈りいたします

-ニュース