2023年3月15日、山梨県にある日本航空高校バレー部の監督である月岡裕二(つきおか ゆうじ)さんの暴行が報じられました。
しかし、被害部員によると暴行について否定しています。
それなのになぜ週刊文春はこの問題を取り上げたのでしょうか?
月岡裕二(日本航空バレー部監督)が暴行!?
2022年1月の春高バレー(全日本バレーボール高等学校選手権大会)で、初優勝を果たした日本航空高校。
その監督を務める月岡裕二さんが男子バレー部員に対して、次のような暴行をしたようです。
- 「パーン」と音が聞こえるほどのビンタ
- 選手の胸あたりを強く突く
- 首から顔あたりを突く
これにより、月岡監督は学校から厳重注意処分となっています。
月岡裕二がなぜ文春砲?
日本航空高校の校長によると、被害部員へのヒアリングでは暴行の事実を否定していました。
しかし、ヒアリングの聞き方を変えたのか、その後は一部認める発言をしています。
『あったといえばありました。気合を入れてもらって、僕はそんなに嫌な思いはしていません』
この発言から月岡監督は部員がかばってくれるほど慕われていることがわかります。
ではなぜ芸能人のスキャンダルを扱うような週刊文春に報じられたのか…?
ハッキリしていることは週刊文春へタレコミをした情報提供者がいるということです。
その情報提供者が当事者であれ、第三者であれ月岡監督の行為が容認できないものだったのでしょう。
暴力を裏付ける動画
月岡監督が暴力をふるっている証拠となる動画を週刊文春は手に入れています。
その動画は他校との練習試合を確認するために月岡監督が自ら撮影したものでした。
週刊文春はこの動画を有料で公開しています。
【動画】月岡裕二監督の教育方針
月岡監督自身も元はバレーボール選手で、学生時代や社会人で日本一に輝いた経歴があります。
そして、30歳で現役を引退し、1998年に日本航空高校の監督に就任しました。
この頃、日本航空高は県大会の優勝経験がない状況。
そこで取り組んだのは選手の意識改革といいます。
とても気持ちを大事にしていたようですね。
こちらの動画ではその練習風景が確認できます(11分13秒から月岡監督が映ります)
まとめ
今回は月岡裕二監督の暴行について、記事をまとめました。
教育と暴行の境界は難しいところ。
部員たちを日本一へ導いた実績は確かであり、月岡監督は自身が教わった教育方法で部員に接していただけではないでしょうか。
ただ、手を出すのは人に危害を加えるものであり、特に現代では許されなくなっていることに間違いありません。