戸田奈津子が結婚(夫･子供)を選ばなかった理由!若い頃は翻訳に明け暮れた

映画の字幕翻訳家として知られている、戸田奈津子（とだ なつこ）さん。

翻訳一筋の人生を歩まれた彼女ですが、結婚（夫･子供）について調べてみました。

戸田奈津子のプロフィール

戸田さんは幼少期に第二次世界大戦を経験されており、娯楽のない子供時代を過ごされました。

その影響から、終戦の翌年となる1946年に解禁された外国映画を見て衝撃を受けます。

そして、中学生になると一人で映画を見に行くようになり、高校生の頃から名画座などに通い詰める学生生活を送っていたようです。

そんな映画好きな戸田さんですが、大学卒業後は第一生命保険の秘書として約1年半働いたそう。

しかし、「好きな映画と英語を結びつけたい」という想いから字幕翻訳の道へ進むことを決意しました。

こちらの画像は1982年頃の戸田さんで、46歳くらいです。

20代で翻訳の道に進まれましたが、翻訳家として認められたのは1980年頃の40代だといいます。

そこから年に約50本の仕事を次々とこなしてきました。

そして、2023年現在では字幕翻訳として40年以上、手がけた作品は1500本を超えるほどに。

結婚もせず仕事一筋の人生だったようですが、結婚観はどのようなものだったのでしょうか？

戸田奈津子が結婚(夫･子供)を選ばなかった理由

戸田さんにはこれまで結婚歴がなく、子供もいないようです。

そんな自身の結婚観について2022年11月19日のインタビューでは次のように語っていました。

母は美人だったの。再婚の話もあったのに全部蹴飛ばしていました。1人が気楽だったのでしょう。私が結婚しなかった理由のひとつは母の影響もあります。20代はお見合いも勧められましたが、仕事を捨ててまで結婚したい人はいなかったな。周囲にも、こんな夫なら欲しいと思う男性っていないのよ（笑）。嫌な男と結婚して我慢していることほど人生を無駄にしていることはないでしょ。

出典：美ST ONLINE

これを読む限り、戸田さんはこれまで結婚したいと思う男性と出会わなかったようです。

「ひとりが気楽」とも語っていることから自由気ままな性格のようですね。

ただ、子供については多少未練のようなものはあるようです。

戸田奈津子「子供を産んでいたら、それなりに素晴らしい体験だったと思うけど、私の時代、この仕事は子供を持ったら両立できなかったでしょう。善しあしじゃないけど…。」

しかし、それでも翻訳という仕事が生き甲斐だった戸田さんは、映画に人生を捧げることを選んだようです。