デジタル・消費者担当相の河野太郎(こうの たろう)さん。
「ワクチン後遺症の全責任を取る」というデマがネットに出回っていると注意を促しました。
果たしてネットの情報は本当なのか嘘なのか…
動画で検証してみました。
河野太郎「ワクチン後遺症の全責任を取る」発言はデマor本当?
事のきっかけは、河野太郎さんに対して次のメッセージが送られてきたことが原因とされています。
「ワクチン後遺症について責任を持つ」と言ったのだから責任を取れ
これに対して河野さんは次のように言ったと説明しました。
厚労省から接種の進め方についてクレームが入るようなことがあれば、私が責任を持ちます
つまり、「ワクチン後遺症の責任を取る」とは言っていないと否定されました。
しかし、河野さんの説明後もネットでは言った証拠と言われる動画が拡散されていました。
次はその動画について確認してみようと思います。
【動画】河野太郎「ワクチン全責任を取る」発言
河野さんが「ワクチン後遺症の責任を取る」と言ったとされる動画がこちらです。
確実に言ってますよ🤣 pic.twitter.com/kSl5NRyqD2
— happyricefielgood (@happyrice_17) January 3, 2023
先ず、左の動画をご覧ください。
約30秒のところで「なにかその件で問題が起きれば私が責任を取る」と発言されています。
では、「その件」とは一体何のでしょうか。
動画の最初から聞き直してみると「貴重なワクチンが廃棄されないよう(自治体に)対応していただきたい」と言われています。
つまり、「ワクチンが廃棄されないような自治体の進め方に対して批判があれば責任を取る」という意味になりそうです。
決して後遺症については発言されていませんでした。
次に、右の動画をご覧ください。
ワクチンの後遺症について発言されていますが、重要な部分を抜粋すると次のようです。
ワクチンの有効性はリスクに比べるとはるかに大きいことが全世界で科学的に結論付けられている
つまり、ワクチン接種は打つべきだという考えです。
しかしながら、実際にはワクチン接種後に重症化するケースや亡くなるケースが起きているのも事実。
そのため、個人の考えでワクチンを打たないという判断をするのは自由です。
ただ、他人に打たせないというのは間違いかもしれません。
まとめ
今回は河野太郎さんの発言について、記事をまとめました。
結論、「ワクチン後遺症の全責任を取る」という発言はデマでした。
河野さんはデマに対して「法的手段を検討します」と言われていますので、ご注意ください。