神戸市の女子高生が考案したエビングハウスフセン。
勉強を効率的におこなうのに最適な付箋ですが、その使い方を簡単にご紹介します。
科学的な根拠に基づいて勉強効果をバツグンに伸ばす方法をぜひご覧ください。
エビングハウスフセンの使い方は簡単
エビングハウスフセンはメモに使う付箋を改良したもので、次のような状態で販売されています。
付箋には4つの数字が書かれており、「上3つが復習する日」「下1つが勉強した日」の意味になっています。
使い方としては、
- 勉強をした日と同じ数字の付箋を探して、テキストやノートのページに貼る。
- そして、付箋の上に書いてある数字と同じ日に復習する。
- 数字は3つ書いてあるので上から順に3回復習する。
という流れになります。
3回復習できたら付箋は捨ててしまいましょう。
その頃には記憶がかなり定着していることが期待できます。
エビングハウスフセンは効果バツグン!?
「エビングハウスフセンはなぜ効果があるのか?」と気になりますよね!
実は科学的根拠に基づいて復習のサイクルが考えられているのです。
ご説明すると、
ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスという方が人の記憶のメカニズムについて法則があることを発見しました。
人の記憶は時間が経つほど忘れてしまうものですが、数字にすると次のような割合で忘れていると言われています。
1時間後:56%
1日後 :74%
1週間後:77%
1か月後:79%
これをグラフにしたのがこちら↓
このグラフの曲線のことを「エビングハウスの忘却曲線」と言います。
これを見るとあっという間にほとんどの内容を忘れてしまうことがわかります。
一度覚えたことを忘れないためにはどうすれば良いか?
「好きなことなら覚えられるけど勉強となるとなかなか頭に入ってこない」
というのは皆さん経験があるのではないでしょうか。
かといって無理に興味を持とうとするのも難しいですよね。
そんな時はエビングハウスの忘却曲線に基づいて効率的に勉強しましょう。
その方法をご説明すると、
「一度覚えたことを忘れやすいタイミングで思い出す」
というものです。
具体的には勉強してから次のタイミングで復習すると記憶が定着すると言われています。
1日後
1週間後
1か月後
これをグラフにしたのがこちら↓
しかし、このサイクルで勉強の計画を立てるのはなかなか大変なことです。
そんな時にエビングハウスフセンを使ってみてはいかがでしょうか。
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まとめ
今回はエビングハウスフセンについて、記事をまとめました。
復習するのはとても面倒に感じますが、エビングハウスフセンを活用することで日々勉強しなければいけないページが明確になると思います。
1日後や1週間後に勉強する予定も自然と立てられますので、ぜひ活用してみてください。